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知識の使い方

知識を広げ、自分の知らなかったことを得る喜びは、
自分の可能性という広がりを感じるな~と常々思っています。

ただ、いつも思うのは、習ったことはすぐに忘れる。
どんなに印象的な講義であっても、
どんなに必要としている内容であっても、
意外に、すぐに?(笑)、忘れちゃうものですよね。

知識が増えて、知らないを知っている満足感の中にいると、
どのくらい知識があるかどうかが重要になってきます。
そういう人になっていくなと思うことが多いこの頃。

知識は、使ってこそ、役立ててこそ、意味がある。
この学びから何が動くか!
何が変わるか!
私は、そこが一番大切だと思い、
人材教育をしています。

そうは言ってもなかなかできないものですが、
知識を、見識に、さらにさらに胆識に変えていくことを念頭に
学ぶことをお勧めします。

安岡正篤さんは、日本の易学者、哲学者、思想家として、戦後多くの指導者を導いてこられた人です。亡くなって40年近くになりますが、安岡教学として慕われている哲学者です。
この方の教えに「知識」「見識」「胆識」の三識があります。

「知識」は、人の話を聞いたり、書物を読んだりして得ること。
「見識」は、「知識」が、自分の経験や価値観によって、自分なりの考えになっていったものを指します。
「胆識」は、直面した問題を乗り越えるために行動することで、見識に行動力や実行力がつくと、胆識と言います。

今日も、クライアントの会社で働く人が、知識に終わるか、見識にできるか、胆識として身に着けるかの選択を迫られているようです。

ぜひ、研修で知ったことに肉付けをしてほしいと願っているところです。



Posted in 寄り添っていこう!2021年9月~

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