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絵本×マネジメント®で成果をだすために(1)

最近止めていたブログの再会をしなければと思う事が続きました。

この場(ブログ)では、研修での補足や、
日々の中から、クライアントさんにお伝えしていることを書いてきました。
読んでくださる方は、私を知っていて、私の話を聞いてくださった方と考えての発信です。
しばらく集中することがありお休みをしていましたが、
再会しようと考え進再会します。



現在、クライアントさんの半数以上において、
毎月の研修とは別に、絵本×マネジメントのキラキラ社員のプログラムを用いていただいています。
全てのクライアントさんにおいて。。。ではありませんが、
導入いただいている企業様さまには、継続の効果を感じていただけていると確信しています。
これは、また違う話として別に書きたいと思います。

プログラムそのものは、自走するメソッド。
私がいなくても成果がでるように開発したワークを用いて進めていただいてます。
ワークにあるのは、「問い」です。
その問いは、どんな業種であっても、
どのような組織体でも、各社のカラーがでるように最適解を作り上げるプロセスを持ったものです。

このメソッドを、顧問契約をしたクライアントさんに、
組織開発計画のご提案とは別の、「習慣と継続の重要重要」において賛同くださる企業様へ使っていただいています。これが、昨年までのスタンダードでした。

しかし、『絵本はマネジメントの教科書』を出版して、
講演・研修のご依頼をいただくようになり、
初めてメソッドに触れた組織にお届けするようになった今、

実は、組織の中で「問いを立てる」ことこそが、難しいことと、気づき始めました。

同時に、逆説で考えると、このメソッドに用いていくワークというツールは、実は優れたツールだった!!と、強く気づくことになったと思います。
考えるポイントがわかりやすく提示されているからです。

話が少しずれていきそうなので、
組織の中で「問いを立てる」ことこそが、難しい・・ここに戻りましょう。
制度もしくみも仕事の設計も整い、成熟期を迎えている組織においては、
仕事は当たり前に存在していて、深く考えなくても機能し、成果を出せていることでしょう。

「仕事は正しく機能していて、働く人の環境も整っている」
つまり、「今の状態はある程度の満足がある状態」と言い換えることができる?なのかもしれません。

だからこそ、仕事の精度を高めるときに、
自分が組織に大きく影響を及ぼしていることに気づきにくいのかもしれない。

つまり、「個々の仕事の集積が組織の仕事である」という言葉すら当たり前すぎて、
その意味を考えるような機会が失われていくのではないのかな~と思ったりしています。

ですから、自らの内側から立ち上がるような「問い」を持つ必要がないのかもしれません。
いえ、すでに持っていることにも気づかないかもしれません。

「問い」を「問い」と気づく必要があるのです。

絵本×マネジメントは、組織の全員がマネジメントしていることに気づくための機会創出プログラムです。
ここでいうマネジメントとは、自分が選んだ仕事を主体的に取り組むために、またよりよい成果を出すために「なんとかかんとかしてより良い状態にすること」を指します。

この時にある、「より良い状態」とは、
今改善を迫られている悪いを良い状態にすることを指すだけでなく、
未来のために、今よりもっと良い状態を目指すことも含まれています。
なので、課題ばかりに焦点を当てているわけではありません。

だからこそ、平和にそれなりに仕事ができる組織には、
何が問題なのだ!何が悪いんだ、これ以上どうしろというのか!と言った
マネジメントに対して「まるで自分が何もしていないように言われた感じがする」と思う事もあるようです。

つまり、何をマネジメントしていいのかわからない。
ここに気づくこと、つまり、未来の顧客のためにと見据えた「問い」を立てる力の差ができるのだと思います。
恵まれた組織こそ「問い」は難しい。
その隠れた問いを、絵本にいるもう一つの私たちの世界を通して見えるようにして、
もう一度その最適解を作り直し、全員の共通の言葉にしていきましょう!!!

それが、このメソッドになります。

ワークを持たずに『絵本はマネジメントの教科書』からメソッドにチャレンジしていただいている組織に、
そして、すでにレッスンを始めている組織に、
これから取り組む組織に向けて、

また、ここで発信を繰り返していきます。

時々覗きに来てくださいね☆


三宅未穂子

Posted in 寄り添っていこう!2021年9月~

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