絵本探求ゼミ第2回目に行く前に、
初めての方はこちらからご覧ください。
なぜ、このゼミを受講しているのかを知っていただいて
以下をご覧くださった方がよりよくわかるからです。
絵本論を、今、学ぶ理由
http://2845d1b017aa5cc7.main.jp/oeuvre-new/20220531miyake/
「絵本探求ゼミ第1期-第1回講座に参加して」
http://2845d1b017aa5cc7.main.jp/oeuvre-new/20220601miyake/
さて、竹内先生のゼミ2回目は
唯一のリアルタイム受講。
なのですが、体調が最悪。
起きていられないくらいの状況で、
出席もあきらめかけたところ、
先生に背中を押してもらい時々画面オフの許可を得ての参加でした。
が、なんと!
後日先生も体調がすぐれなかったことを知り、
そういえば、仕事だと、どんな状況でもこなせることが、
受講者となることで、低い意識であったことを反省することになりました。
こんな書き出しでの第2回では、
①「絵と言葉の関係」について深めていきます。
対照的な関係にある絵本
補完的な関係にある絵本
増強する関係にある絵本
対立的な関係にある絵本
これを知ることは、
チームビルディングにおいて視点をガイドするときに役立つことがわかりました。
参加者が4つの視点で読んだ絵本を紹介してもらうことで、
多岐にわたる事例に触れ、理解が深まります。
しかし、私の選んだものは文字のない絵本。
安易ですが、ちょうど目の前にあり、
真っ赤な表紙っ黄色の背表紙で目立って私にウィンクした絵本『ZOOM』です。
この絵本については、こちらをご覧ください。
https://chie-up.com/1219/
そして、メモしたのは、
ポイントビュー・・誰の視点で見るか
ナラティブ・・・・誰の視点で語るか
ナラティブは、ホスピタリティ研修の時に用いる手法だったので、
絵本論としての解説は面白いものがありました。
後程、触れます。
そして、②「絵本の技法と専門用語」
お絵描き先生だった私は
子どもの絵と発達段階という視点で絵本をみていた時代があったことや、
「そういえば・・・だから絵本に魅了されていったんだ!!」
ってことを思い出させてくれました。
例えば、当時パステル画にはまっていた私は、
バーナデット・ワッツの絵本をお手本に絵を描いていましたし、
絵の勉強をしていたので、ガブリエル・バルサンの絵に、デッサンの基本をみていました。
コラージュの技法においては、エリックカールをこよなく尊敬していたし、
ビネッテ・シュレーダーの絵のような時間をかけ丁寧に何層も塗り込んでいく色の美しさに魅了されていたり、
エロール・ルカインの劇場仕立ての精密な絵を何時間でも眺めていられたりと、
馴染の深い用語がたくさんありました。
体調的には、力が入らない時間ではありましたが、
それでも心はワクワク。
さらに、
絵本を絵としてみると
構図によって表情を変える絵本の面白さに出会い
それらの名称を知ることができました。
そして、私が研修で用いるナラティブは絵本でどのように表現されているか!についても、竹内先生の解説にうなりながら学びました。
そして、次回のテーマにつながる
③絵本は誰ものものか。
グループディスカッションからこのテーマに入りましたが、
私が考えたのは、
「用い方によって変わる」です。
あくまでも私流です。
なぜなら、
私はわが子に読んでいるときは、絵本は親子のためでしたし、
わが子に絵本を描いているときは、確かに絵本はこどもたちのためでした。
また、プレゼントとして用いたときは、絵本はその相手のものでした。
さらに、今、組織開発のプログラムとして用いている絵本は、
企業のものであり、チームのものとして存在できるように用いているからです。
なんだか、学ぶほどに、自信をもって私流でいいんだと思えたりしています
といったような、
第2回を経て、
数日たった今、リフレクションを描きながら、
今回はリアルタイムできないけれど
宿題絵本を準備しましたよ。
お絵描き先生としての知見も含めて、
相変わらずの私流の絵本を選びましたので、チームのフォロー会でシェアしたいと思います。
では、また次回!!