ホスピタリティは美学
JR九州のあの「ななつ星」をデザインされた水戸岡さんの講演会で、
真っ白な車両を創ったけれど、今も健在!といったくだりが
今、「美学」というテーマで行っている塾のことと重なり
とても印象的でした。
水戸岡さんが、デザインされた数々の逸話の中にあり
JR九州が追い求めてできたななつ星に至る経緯も含め、
ずっとお話の根底にあった「美学」。
JR九州が追い求めて、創ってきたのは美しい列車ではなく、
そこに演じる人が美しくなる最高の舞台だったのです。
そのTOP判断のすごさと、
それを受けて立つデザイナーの遊び心にあるホスピタリティ力。
お話にぐいぐい引き込まれます。
その最高の舞台をつくることで、
利用する人全てがその舞台の上では演者。
美しいからこそ、
マナーやモラルが生まれて、美意識の世界で生きる事ができるのだ!と、おっしゃってました。
だから、真っ白の車両ができても誰も汚さない壊さないと。。。
美意識はホスピタリティだったのです。
ホスピタリティは、美意識、つまり「心」なのです。