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頭も心も柔らかくして


顧問業の現場から今日のひとつを書きます。

この私の仕事の役割は、大きくこの2つ。
ビジョナリーパートナー
(クライアントの企業理念を体現化に寄り添う)と、
クリエーター
(第3の案をクリエイトして、シナジーを組織にもたらす)

お客様である企業のみなさまとは、
この2つをいつも念頭においてお仕事をしています。

直接、教育研修を通して関わることもあれば、
個人面談で一人一人の意見に耳を傾けることもありますが、
大切にしているのは、課題を聞き取ること!
「こういうことを話してほしい」と言われて立派な話ができるわけではないので、講師タイプではないのです。
組織課題と常に向き合って教育計画を各社ごとに作り実践し、成果を出す。この繰り返しが好きなので、やはり顧問業。

ビジョンに沿った教育計画を立てる
業務課題解決のための仕組みを提案する
実践から成果までをサポートする。
面談も、研修も、必要に応じて個人の対応もさせていただいています。

行うことと、しないことも決めています。

そうした日常の中で、必要に応じて社員様に発信しているメールがありがたいと評価をいただくこともあります。
これは、会社側との信頼関係で成せています。
褒めていただいているで、こちらでも発信しようかと思いました。

組織の、次世代リーダー育成のために行っている『7つの習慣』の教育研修。
そこで、次回までの1か月にしていただきたいことを記しています。

転記します。

「無知の知」という言葉を知っていますか?
これは、「哲学の父」と言わるソクラテスの言葉です。
ソクラテスは、お釈迦さま、孔子、聖キリストとならんで、四人の聖人のお一人。
その彼が、「本当に賢いとは?」を知るために多くの人に会い問答したときに啓示された考え方が
「無知の知」という言葉で、ソクラテスの代表的な言葉となっています。

ソクラテスは、
「一番大切なことは善く生きること」を生涯追求した人でした。
そして
「より善く生きることと、美しく生きることと、正しく生きることとは同じ」と考えました。

その善く生きるの教えとして「無知の知」という言葉があります。
意味は、「自分には、知らないことがある」と自覚すること。
本当に賢い人は、「自分は何でも知っていると思っている人より、
自分は知らないことがあることを知っている人の方」と言っています。
どういうことかというと、
この研修でも、なんでもそうなのですが、
「聞いたことある」「知っている」「なんだそのくらいのこと」と、
知っていると思って、穿っていけないと言っているのです。

つまり、「考え方の癖」「思い込み」「考えの枠組み」を外して生きることで、無知の知を知ることができるというのです。

今回の研修のテーマは
「インサイドアウト」「パラダイムシフト」。

次の研修までに、謙虚に自分の考え方の癖を見つめてください。
それが、宿題でした。
多くの働く人(経営者も幹部も現場も)と接していて思うのは、
本当に素晴らしいと思える人は腰も頭も低く、謙虚だということ。
決して過信も驕りもありません。
仕事の伸びしろより、まず、人間としての伸びしろー人格を磨く。
早々に磨けるものではないからこそ、磨き続けることが大切なんだな~と感じます。そして、これが7つの習慣を学ぶ意味だと思います。



パラダイムシフトって、無知の知を知ることだったのですね。
頭も心も柔らかくしていきましょ!

Posted in 寄り添っていこう!2021年9月~

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