いないいないばあ
絵本を使った研修メソッド、キラキラ社員のプログラムでは、
絵本が教科書です。
寓話などを研修のお話に用いることはあるかと思いますが、
そんなに道徳的にとらえるものではなく、
日常に親しんだ中から職場のコミュニケーションを考えてもらう・・というメソッドです。
約80冊の候補の中から12冊の絵本をワークにしました。
その研修のファーストコンタクトに使っている絵本が「松谷美代子さんのいないいないばあ」。
笑顔トレーニングに使います。
絶対にこれ!これからの子どもたちにも必要だと思っています。
心から顔に出る笑顔をどうやって自然にできるか。。。。
今感情の表現も気薄な時代。
何を考えているかよく見えない。
そんな関係性を良好にし、仕事の品質向上にもなる笑顔。
実はこの松谷先生のいないいないばあが教えてくれているのです。
研修では、おじさま幹部社員にもやっていただきます。
が、もっともっと、大人が真剣に「いないいないばあ」をやるべきだと、
心から大真面目に思っています。
「いないいないばあ」は、幼子への言葉。
大好きだよとか、
かわいいねとか、
いい気分でいてほしいよ、
幸せになろうね。とか、
そういう思いをのせて、
相手が笑ってくれるといいなという期待を込めて
「いないいない~」。
この時、目を閉じて、相手の呼吸を感じます。
そして「ばあ」。目も口も頬も眉も鼻も全体を目いっぱい広げて、笑いかけます。
手をばあって広げた先にあるお顔が笑ってくれるまで何度も何度も。。
ついには、相手も笑い返してくれる。
その時の安堵する気持ちって、本当に心が温かくなってうれしいものです。
つまり、笑顔って、差し上げるだけでなく、ちゃんと返ってきます。
受け取るほうも、ありがとう!といえますし、
お返しをいただくほうも、よかったっと最高に幸せになる最高の方法。
やってみると、心から、その交換できる本当の意味が分かるのです。
これからの子どもたちも、昔こどもたった大人たちも、
みんなでいないいないばあしてほしいと思っています。