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「絵本に学ぶ仕事術」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。

「絵本に学ぶ仕事術」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
~認定NPO法人テラ・ルネッサンス 創設者・理事 鬼丸 昌也

子ども時代に、読み親しんだ絵本から、大人になった私たちが学ぶべきことがあるのだろうか、と、感じられるかもしれません。
けれども、子どもたちに、人間として大切なことを、物語を通じて、わかりやすく示してくれる絵本こそ、大人にとっても、最良のガイドブックになるのだと、「絵本に学ぶ仕事術」を編み出した三宅美穂子さんが教えてくださいました。
職場は、ひとつの目的に向かって、異なる考え方の人が集まった「チーム」です。対話を繰り返しながら、心を目的に合わせて、仕事と言う旅を続けていく過程で、たくさんの課題に出会います。
私たちは、課題に出会うたびに、悩み、苦しみます。そんな時、心をふっと明るく照らし、前進する勇気を、絵本に出てくる登場人物や、その彼らが紡ぐ物語が、私たちに与えてくれるのです。
毎月、異なるテーマの絵本が届くたびに、きっと、まるで子どもに戻った時のようなワクワク感と、絵本が教えてくれる人生の大切なことへの共感が湧いてくるでしょう。それは、仕事を続ける上での「勇気」に代わっていくのです。
そして、読み終わった絵本を、ご希望の方は、東北を中心とした子どもたちに、絵本で勇気を得た大人たちからのギフトとして、お渡しすることもできます。大人から、子どもへ、その勇気のリレーが、絵本を通じて行われるなんて、とても美しいことです。
ぜひ、「絵本に学ぶ仕事術」を通じて、素敵なチームを育てていってほしいと願っています。

Posted in コラム

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