この記事の目次
あさになったのでまどをあけますよ
人は、ありがとう!と感謝がわいてくるとき、
○○してくれてありがとう!
助かってありがとう!
いただいてありがとう!
とか、
自分を中心にして、気づいていくのが最初。
でも、
いつもある風景に
いつもの光景に
いつもの時間に
あって当たり前のことに
とりたてて目立って存在していないことに
あ~ありがたい!!と思う事は少ない。
ないことはないかもしれないが、その機会はすくない。
職場で、「感謝をしよう!」と張り紙があっても、
その張り紙さえ忘れてしまいやすい。
朝起きて、昨日見た景色と違っていたら、
あるものがなくて、
居るべき人がなくて、
あれは夢だったのではないかと、
今日の景色に愕然とする。
その恐怖を、
あの、3.11の日の、
真のありがたいことに気づかせてくれた
あの、3.11の日を
当事者じゃなくても刻み続ける為に
生かされているすべてへ、
なぜ感謝なのか、その意味を考えてみよう。
そうすると、今日の悲しみや怒りは
小さなこだわりであって、何も生みはしないことに気がつくでしょう。
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さわやかな朝の風が入ってくる
肌に、目に
新しい今日の景色が広がる
見なれている朝一番の景色が
今日もキラキラに映ることに
気がついたら
もっとすてきに
一日をおくれるかもしれない
今日も変わらない朝が
そこにあることに
感謝しよう
(この絵本は3.11の後描かれました)