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マネジメントの始め方 ①

全9回の絵本×マネジメントギャラリー、いかがでしたでしょうか。

「マネジメントが特別な人のための、特別な共通言語ではないことがわかりました」
そんな声をいただき、ほっとしています。

マネジメントは、実は日常の中にすでに存在しています。
ぼんやりとでも、その存在に気づいていただけたなら嬉しく思います。

今日は、
マネジメントを始めるとき、

私たちは「どんな論理で動くのか」を選ぶことから始まっている

についてお伝えします。

マネジメントを学ぶ時期

組織に、マネジメントの力を用いようとしても、
目の前の仕事に追われ、成果を出すことを最優先に動き続ける日々。

「それより営業に行ってほしい」
「今は、売上を上げることが先だ」
そう言われれば、その通りだとも思いますが。

しかし、同時にこうも感じているのではないでしょうか。

ーーこのやり方をいつまで続けるのだろう‥

「言った通りに動いてくれたら、間違いないんだ。だからやってくれ」
「言われたことさえやっていたら、それでいいんだ。働きに来てるんだから‥」

ーー自分と会社の将来が描けない‥

人手不足の中で、同じような課題を繰り返し続ける。

ーーいったい、その悪循環を、この忙しさをいつまで続けるのだろう

「このままでいいのか?」と立ち止まった時が、
マネジメントを始めるタイミングです。

マネジメントをどうやって学ぶ?

企業のマネジメント教育の導入のステップについて、
任されたミドルリーダーのみなさんに聞き取ったところ、

多くの場合、本を探すところから始まると言います。

数多くの理論の中から、
自分たちに合いそうなもの、理解できそうなものを選び取っていく。

そのとき、最初に手にした本、共感できた考え方が、
その後のマネジメントの土台になっていくようです。

私自身も『絵本はマネジメントの教科書』という本を通して、
その入口の一つを担っていることに責任を感じています。

知識として理解するのか、
実際の現場で用いることを重視するのか。

どの論理に触れ、どの考え方を採用するかによって、
組織のあり方は大きく変わっていきます。

ここで、重要になるのが、
「どんな論理を用いるか」という視点です。

ドラッカーのマネジメント論、
リーダーシップ論、組織開発論、
マーケティングや知識創造の理論、
ホスピタリティ論、
歴史から学ぶ経営論など、
何を選び取るかによって
組織の動き方が決定づけられていきます。

例えば、F会社の組織開発担当者は、
子育てを通して体感していた「絵本の力」に着目し、
その可能性を組織に応用する道を選択されました。
決して、個人的な感覚の延長ではなく、
その時点での組織課題において、もっともフィットしたと後に話してくれました。

そして、養成講座を経て、今人財教育の継続的な
しかも、課題別の教育STYLEが確立されそうな予感です。

人は、自分の理解できる論理で物事を解釈し、行動します。
組織の意思決定も、対話も、成果の出方も変わってきます。

資本主義移行期の今のマネジメント


今、企業を取り巻く環境も大きく変わっています。

人的資本経営が求められる時代に入り、
企業は単に利益をおうだけでなく、
従業員や社会、未来への影響まで含めて意思決定することが求められています。

これは、
「何を大切にして働くのか」という問いでもあります。


個人の判断に任せるのか、
それとも、企業の理念を軸に判断するのか?

各自の論理で仕事をするのではなく、
企業理念で成果を出す

この違いは、日々の小さな選択の積み重ねとなって
やがて大きな成果の差となって現れます。

共通の論理をチームで持つためのマネジメント教育


だからこそ、
これからのマネジメントは、
知識として学ぶだけでなく、
「共通の論理」をチームで持つことが重要になります。

どんな論理を取り入れるのか。
どんな論理で意思決定するのか。
日々の物語がどのように解釈するべきか、
「われわれ」の言葉にし、共有していくこと。

それに、気づいた時が、マネジメントの始まりです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。





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