この記事の目次

自分を支える「内なる働き」に気づいていますか?
― 毎日の元気をつくる3つの力
今日のはじまりのために
絵本にある隠喩(メタファ)は、人間の本質を映し出すものです。
物語を通して、感情や心に寄り添ったり、
身の回りで起こることを教訓にするために擬人化したり、
「命」や「愛」といった普遍的で深い意味を持つ思想伝えるための手段として
人は隠喩を言語や文化に深く根付かせていくために用いてきました。
絵本は、その代表的なもので、
視覚とコトバ‥つまり、ビジュアルナラティブによって、
よりわかりやすく印象的に伝えられるツールです。
その優れたツール、絵本に含むマネジメントコンセプトを
社員と共有し対話を重ねることで、自社の風土づくりに役立てよう!
ということが、絵本×マネジメント®の面白いところです。
今日のビジュアルメタファ
今回は、誰もに備わる「生かされる」の機能について描かれた
『きみもしらないひみつの三人』の絵本をご紹介します。
この絵本を体のしくみとして理解するのではなく、
体内メカニズムが擬人化されて、
人が生きているという実感を得るためのメタファと理解してほしいと思います。
私たちは、多様な個性によって一人一人違いがあっても、
「食べること」
「感じること」
「考えること」は、
幸せを感じるために必要な、誰にも平等に備わっている機能
‥として捉えることができるのではないでしょうか?
この平等に備わって、いつの時もそっと寄り添ってくれているのは、
この絵本の中にいる「ひみつの三人」。
「食べること」は、いぶくろおじさん
「感じること」は、ハートおばさん、
「考えること」は、あたまはかせ
臓器のことを伝えているのではないのです。
「生きる」を感じるメカニズムを表現しているのです。
そして、この3つの機能は、
常に、「満たされたい」と感じるところなのです。
https://bmypage.kuronekoyamato.co.jp/bmypage/ME0001.htm

著者 :ヘルメ・ハイネ
訳:天沼春樹
発行:2004年
出版:徳間書店
きみが生まれた日、三人のともだちがやってきて、きみのからだの中ではたらきはじめた。三人はとてもなかよしで、ずっときみについていく…。人が生まれ、死んでいくまでの、頭と心と体のふしぎなはたらきを、やさしく詩的に描き、子どもから大人までそれぞれに深く語りかける絵本。(徳間書店のHPより引用)
マネジメントコンセプト
マネジメントコンセプトは、「愛」そして「感謝すること」
「感謝」という言葉には、
感謝に気づく・・認知
感謝を味わう・・感性
感謝を示す・・・行動という要素が含まれていますが、
感謝という認知機能が活発であるほど、
幸せを感じやすい。
感謝の交換が活発な組織程、意思疎通の滞りが少ない。
そんなことを見てきました。
そこで、まず、
自分は今日も生きている、
今日も生かされている
この内なる働きに気づきませんか~?という提案です。
そして、
チームの誰もが、
同じ「人」として、愛おしい存在なのだ!と気づいてほしいのです。
誰にでもいるひみつの三人
満たされていると、人は優しくなれると言います。
おなかが減ったらイライラして当たってしまう。
「満たされること」の代表でしょう。
心がスカスカになったら、元気もでない。
過度な緊張やストレスは、人としての働きを止めてしまう。
こうした「内なる働き」に気づくことです。
自分は、自分で満たすことができる守ってくれる存在がいることに気づくことも一つ。
もちろん、お財布が満たされていると最高かもしれませんが、それはまた別の絵本で。
今日は、一人一人には、ちゃんと寄り添ってくれる人が体内にいる!というメタファで
愛を感じてほしいのです。
そして、ストレスに戦っているのは、
あなたの中に三人もいるということに気づいてほしいと思います。

朝礼絵本ー今日の問いと進め方
絵本を読みます。
何を感じたかをディスカッションします。
読み方は、冒頭の「今日のはじまりのために」を説明してください。
あくまでもメタファということをお話してください。
今日の問いは
「自分の中にいる三人に感謝していますか?」
忙しいという字は、こころをなくすと書くと言いますが、
毎日、精一杯頑張っているからこそ、
自分を失くさないように、
自分の中にいる内なる力に、
頑張ってくれているひみつの三人に、
感謝してほしいと願っています。
最後に
朝礼絵本×マネジメントはいよいよラストになりました。
マネジメントコンセプトを網羅できることはできませんが、
日々の中で、何度も繰り返し用いることができる絵本たちです。
今日も、最後まで読んでくださって、ありがとうございました!