メニュー 閉じる

万象具徳に学ぶかみさまからのおくりもの

二宮尊徳の資料館パンフレットから抜粋した文中にある、

かみさまからのおくりもの?
の考え方とわかるものがございますので、

抜粋してこちらにご紹介します。

『二宮尊徳は、モノや人の持っている「よさ、取り柄、持ち味」のことを「徳」といった。
「徳」を社会に役立てることを「報徳」とよんだ。
あらゆるものに徳があると考えた。』

二宮尊徳翁さんは、
『万象具徳(ばんしょうぐとく) 』
というそうです。

その万象具徳という教えを、
二宮尊徳研究者の佐々井典比古さんといわれる方が、かな書きで書いたもの。

どんなものにも よさがある   

どんなひとにも よさがある  

よさがそれぞれ みなちがう  

よさがいっぱい かくれてる  

どこかとりえが あるものだ  

もののとりえを ひきだそう   

ひとのとりえを そだてよう   

じぶんのとりえを ささげよう  

とりえとりえが むすばれて  

このよは たのしい ふえせかい 

※「ふえせかい」とは、増え世界、限りあるものから、限りあるものが生み出されるという意味。

ふえせかいとは、
人が勤労(二宮尊徳さんはとても大切にされた)によって、
社会・経済が増える・・・ことを指していると、別の訳もありました。

自然や、自分のまわりすべてのあらゆる人々の恩徳に感謝し、
その恩徳に報いるために、今の最善を尽くしたら、
それはおのずと、豊かな社会になる!という意味でしょうか。

素晴らしい!に気づくこと。
それは、豊かな社会をつくることなのですね。

さ、今日もキラキラ参りましょう!

 

写真は、下関のあおいカメラさん提供です。