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終わりをどう考える?


少しお仕事の役に立てて、
少しリフレッシュできるようなことはなかったかと
記憶をたどってみて、ふと、思い出したもの。

それを時々ご紹介したいと思います。

絵本『ぶたばあちゃん』の紹介文として、
以前に、絵本研究会Voyageで発行していた季刊誌に出していたエッセイです。

絵本『ぶたばあちゃん』は死を悟ったぶたばあちゃんが、
孫娘に生きるあれこれを教えていく日々の物語を美しい絵で読むことができます。

始まりがあれば、終わりがある。
人生の終わりに向けて、どうあるべきか、生きること死を迎えることについて心にしみてくる一冊です。
この絵本を、詩にしてみました。

『ぶたばあちゃん』(絵本研究会Voyageより)

マーガレット・ワイルド(著)
ロン・プルックス(イラスト)
今村葦子(翻訳)
あすなろ書房


空を見上げると、
空の青さに雲の白さに、
懐かしさを感じる。

風の匂いが胸をキューンとときめかせる。
これはいつか見た景色。
これはいつか嗅いだ甘い匂い。
誰かに抱きしめられているような気持ちになる。

それは…遠い記憶。
美しい地球に、元気な街に、優しい家族と共に、
何千年何万年と命が続いてきた記憶。

誰も覚えていなくても、
誰も忘れてしまっていても、
今、私が生きているのは、
私まで繋いでくれたみんながいるから。
続いてきた命があるから。

私が生きてきたという証は、私がつくる。
だから、すぐ後を続くあなたのために、
懐かしい温かさと、優しい言葉を残していこう。
ぎゅっと抱きしめておこう。
懐かしい気持ちにふれて、今日という日を元気に過ごそう!

世界が、ずっと続いていくように!

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はじまりがあれば、終わりがある。
一つずつ最終地点を描いて進みましょう。
今日の仕事の終わりは、また明日の始まり。

今月の仕事の終わりは、来月のはじまり。

一つずつ一つずつ仕上げて、それを積み重ねる。


後悔しないように生きていきましょうね。


Posted in 寄り添っていこう!2021年9月~ , 未分類

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