忘れないように・・・
タイムリーにブログの更新ができてなくて、
今年を振り返って写真を整理していたら、
忘れたくないこともたくさん出てきました!
なので、2019年を大切に生きたという証に記しておこうと思って書いています。
11月7日。
ブログでおかえりなさいのぬくもりについて書いたあの日。
私は博多からの帰りでした。
どこへ行っていたかと言うと、
ミライロ主宰の、未来カンファレンスという学び場で、
立命館アジア太平洋大学の学長である出口さんと
ミライロの代表垣内さんに、
お会いした帰りでした。
ミライロは、なぜかご縁が深くて、
それは、福岡に支店を創られる少し前に、
知恵の場九州で代表の垣内さんに初めてお会いし、
お話を聞き、その生きざまに感動して、
そこから、ご縁つなぎのお手伝いをしたというご縁が続いているのです。
しかも、
出口学長が赴任してこられるタイミングで、大学に面会が叶ったり・・と、
「教養は児童書に学べ」のファンとして、今でもとても尊敬している方でもあります。
このお二人がお話をされるとご招待をいただき、伺ったのです。
そもそも歴史的にみてどこで障がい者の生きづらさが生まれたのかということから、お話が進んでいきました。
これは、出口さんがいつもおっしゃる「縦、横、算数」の縦のお話。
さかのぼること、メソポタミア文明の基礎を築いたシュメール人は、
人間は、神様が土をこねておつくりになったと信じました。
多くを生み出すときに、完全な人ばかりではなかったことを受け入れていて、
当然一定の割合で起こることと内包されていたのです。
では、どこから人は障がいというものの特別視が始まったかと言うとそれは産業革命とか。。。(これは、縦横算数の横のお話)
工場のベルトコンベアーの流れ作業の中で生産性を上げるために、
向き不向きを障がいのあるなしで引かれたのでしょうか。。。
ここで、平均とか、普通とかいうイデオロギーが出来上がったというのです。
こうして、ミライロ未来カンファレンスは進んでいきました。
垣内さんのお話にさらに、本好きで知られる出口さんの知識がまじりあった、豊かなお話でした。
中で、引用に残ったフレーズ・・
「みなさんは、ラグビー日本代表のチームが日本人ばかりであったほうがよかった(勝てた)と思いますか?」
どう思いますか?
ラグビーは個性に合うポジションがあるのが特徴らしく、
言語が違えど、
習慣が違えど、
正確にちょっと協調性がなくとも、
そのポジションにおいて、
チームの勝利のためにチームのことを考えて、手を抜くことはないというのです。
この多様性があるから勝てるのだ!と。
多様性・・これは、「違うことは当然」ということを指していて、
ごちゃまぜ大歓迎!(さすがAPUの学長です!!)
さらに、生き方は一つではない!
違うからこそ、文明は進化していくことができる!とおっしゃっていました。
しかも、ごちゃまぜなので誰もがOK。私もOK、あなたもOKでOKなのです。
今年の流行語大賞に選ばれた「ONE TEAM」。
違いが知恵を生み、それが進化となる!
私たちも進化するために
違うを大前提にした恐れのない対話が必要になるのではないでしょう!
さらに、特別な時だけ対話するのではなく、
日頃からの対話の練習こそが、いざの時の力を大きく発揮するのですから。
そして、垣内さんがおっしゃっていた話。
点字ブロックの始まりは大阪。そこから世界に広がりました。
視覚障がい者も安心して外出できるしくみを最初につくったのは日本の大阪でした。
「なぜ大阪なんですか?」の問いに、
「大阪の障がい者の声が大きかったから」
違いに恐れて、そこに指さしているのは自分なのですよ。
だから、声にださなきゃ!組織も変われない!
やっぱり対話です。
だから、チームの対話のために、
キラキラ社員のプログラム!なのです!!
http://2845d1b017aa5cc7.main.jp/oeuvre-new/kirakira-program/