「自分で気づいたことしか人は動かない」
これは絵本に学ぶ仕事術の中核にある考え方の一つです。
人は、誰が言ったかによるところは大きい。
アドバイスも
近くの親や兄弟より、
よく理解しあっている(つもりの)長い年月を過ごした友人より、
会社の上司より、先輩より、
ある日会社の研修でやってきた
笑顔がすてきで、よく話を聞いてくれた研修講師が言っていることのほうが
自分にとって、す~~っとわかりやすく、受け入れやすかったりする、そんなことありませんか?
これ、私が意識していることでした。。。(笑)
で、繰り返しますと、
人は、誰が言ったによるところは大きいのです。
しかも、その「誰」を、疑ってしまうことがあります。
え?それ、言われた通りやっただけです。
?、その言葉は誰のために言ってるんだろう?
はあ、それは必要なことですか?
え~・・・私にだけ言われても・・
などなど、聞いている端から、打ち消しが入ってくる状況になったこと、
ありませんか?
逆をかえせば、上司も、いつまで言えば、理解しあえるのだろう!と途方にくれてるかもしれない。
しかし、当たり前のことほど、
直接的にいわれたことで、身に染みて自分に照らし合わせ、新しい行動を生み出せるには、誰!が言ったかは重要なのです。
そして、当たり前のことに気付くのは、
言われたからといって、それを受け入れるのは相手の気持ち。
自分で気付いたから人は動く!ということに、指導者が気づかなくてはなりません。
人は、自分が気づいたことしか行えないのです。
どこで気づくか、どこでポンと手を打つようにひらめくか、
自分自身でもわからないのです。
だから、学びます。
よい学びは、なぜ?の問いを埋めるもの。
その問いには無数の答えがあります。
答えに行きつく回路。。。それが例えばなしです。
たとえ話。
昔から伝えられてきた先人の知恵も含めて、
アニメや映画なども含めて、
物語を通して、ふと、気づくのです。
合点がいく!!感じ?
誰が言っているか!の誰を、
アニメの主人公に言ってもらう
昔話にしてもらう、
寓話に借りる
ごくごく身近な例を用いて話す、
相手が気づけるように、
選べるように
さまざまな方向から、
伝えたい真意を伝えていくことで
相手に、合点に通じる思考の入り口が見えてきます。
絵本には、そうした力がある。
だって、こどもでもわかるのですから。
それに忙しい職場でも十分に共有できる短い物語です。
だって、相手の思考の入り口に
「あなたから言われたくないから聞ききません!」
なんて、書いてあったら
ショックすぎますよね。
http://2845d1b017aa5cc7.main.jp/oeuvre-new/kirakira-program/